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なんだか番外編…なのに本編並みに長くなってきた…というか本編に早く追いついて欲しい。
本編をアスラン視点で書いてるとカガリはこうなのに!とか思って…でもうまくそれを本編に入れられない自分が未熟なだけなのですが…どうも難しいです…

昨日種43話を久しぶりに見返して(幼馴染パロ本編10話にセリフ入れたから)
あれれ?君たちこんなに目おっきかったっけ?と思ったり
おお!やっぱりラブ!!とか一人で悶えてました(笑
言葉より行動!のアスランにじたばたするカガリvvv愛しすぎvvvvv
あの頃は良かったな~(遠い目…
いやいやこれからさ!!
でもって慣れない模写とかしてみたり…
…難しいよ…アニメ絵…

で、番外編はまだイザカガ…









駅でイザーク先輩は私を待っていてくれて…

目が合った瞬間、固く何かに耐えているような表情が少し崩れた。

その顔を見て自分も安堵する。

ああ…先輩には私が必要なんだ…

私を求めてくれているんだ、って…




でも違った



本当に求めていたのは自分



誰かに求められたかった



誰かに…君が必要なんだと抱きしめて欲しかった



私を……私の存在を認めて?

駅に着くと終電の近い時間にまだ幼い自分達2人は浮いて目立っていた。
飲んでいるらしい赤い顔のサラリーマンが不躾にじろじろと見詰めてくる。
まだ電車にも乗り込んでいないというのに今からこれでは果たしてどこまで辿りつけられるのだろう?と思っていれば、イザーク先輩の肩を駅員が叩く。

「ちょっといいかな?」
「はい」

緊張のために先輩の顔が歪む。
自分も心細く、頼りなくて思わず先輩の上着の裾を掴んだ。

「君…イザーク・ジュールくん?」
「なんで…ッ!!」

明らかに狼狽したことでその問いかけが外れていないことを証明してしまった。
イザーク先輩は慌てて荷物も床に置いたまま私の手を掴み線路へと降りた。

「あっ!君達っ!!」
「せっ…先輩っ!!」

駅員の制止の声を振り切り何も言わずただ線路の上を走り出す。
身を差すような冷たい空気の中、自分達の息と線路に敷き詰められた砂利を踏みしめる音が響く。
足元を照らす線路沿いの街灯の僅かな光はパチパチと音を立てながら点滅している。

後ろから微かに駅員の声が聞こえてくる。
追いかけられているのは明白だ。
私達を繋げているのはこの小さな手だけ…
そしてその繋がりだけが全てだと感じた。

「あっ!!」

ふいに枕木に躓いてしまった。
繋いでいた手が離される。

息を切らしながら見上げれば少しの戸惑いの後イザーク先輩が身を翻し更に先へと駆けていった。

レールの冷たさが手から体中へと染み渡った。

腕を誰かに抱えられる。

「大丈夫かい?」と聞かれ無意識に「大丈夫だ」と答えた。

目の前には一枚のハンカチ。

「?」
「拭いていいよ」

すぐには理解出来なかった。
何を拭けというのか?
気が付けばレールに幾つもの水の跡が付いている。
雨か、とも思ったがどうもそうではないらしい。

「何だ…涙…か……」

どうも最近涙脆くなったような気がして仕方が無い。
情けない…と心から思う。
こんな弱い自分は嫌いだ。

線路の先から電車の光が見えた。
その光に照らされ先輩ともう一人…駅員らしき人の姿がくっきりと映し出された。


もうすべてが終わった。

そういう事なのだ。






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