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先日のエチャに参加してくださった皆さん本当にありがとうございますvvv
そしてこっそり覗いてくださった方…
次回こそ!(またするのか…!いやするさ!!)ぜひ入室して一緒にアスカガ愛叫んでください(笑)
しかしすごいエチャでした…(笑)

次回開催決定!!
参加したい人希望日時言って下さい(笑)

でもって幼馴染パロ番外編その8です♪
今日はアスカガ…かな?vv





その焦燥感に彩られた瞳を見るのは正直辛かったけれど…自分がいなくなったらこの人は本当に孤独になってしまう気がして放っておけなかった。
ある日、母さんからお隣に夕ご飯を持っていくように言われ、二人分の夕食の乗せられたお盆を差し出される。
今日はキラは既に天体観測の為に早めの夕ご飯を食べて学校に向かった。
ならば自分と母さんと2人で食べればいいのに…と思うのだけれど、父さんと食べるからいいのよ、と有無を言わせずに押し付けられる。
今日も先ほどイザーク先輩に会ったばかりで、どうも気が重い。
今日は……顔にも少し痣が出来てしまった。
母さんには階段で転んだと言って何とか誤魔化したけれど、あの聡い幼馴染に通じるだろうか?
正直嘘を吐くのは苦手だ。
特にあの緑の瞳の前では…全てを見透かされてしまうような気がして嘘を吐けなくなる…
しかし母さんの心配するように…放っておいたら何も食べずに過ごしてしまいそうな幼馴染の事が気になるのも確かだった。

仕方なくお盆を手にザラ家の玄関前に立ち呼び鈴を鳴らした後も、まだ戸惑いがあった。

扉が開き、見慣れた顔が覗き込む。

「…どうしたんだ? 入らないのか?」
「いや…あの…お邪魔します…」

二人分の食事の乗ったお盆はそれなりに重い…けれどそれを軽々と受け取り運んで行くのを見て華奢に見えてもアスランもやはり男なのだと思う。
先輩も…自分の力では到底叶わないその力を思い出して…寒気がした。

ふいにイザーク先輩の事を相談したときに見たアスランの冷たい目を思い出した。

もうあんな目は見たくない。

アスランは決して声を荒げたりはしない。
それどころかあまり自分の想いを語ることすらしない。
しかし…だからなのか目に全てが表れているようだといつも思う。

緑の光の中に時々見えては隠れる想いが変化する様はつい見蕩れてしまうほど綺麗だ。
しかしこんなに瞳は雄弁に想いを語ろうとするのに反して、やはりその口は何も発しない。

幼い頃はそうでもなかった様に思う。
いつからだろう?
アスランがあまり自分の事を語らなくなったのは…

お茶を淹れ、テーブルに向かい合って座り食べ始める。
こんがりと程よく焼けた鰤の塩焼きは油が乗っていて美味しかった。
食べ始めればとてもお腹が空いていたことに気が付き、夢中で切り身を解し口へと運ぶ。
あまりにも食事に集中していて、顔の傍に伸ばされた手に気が付くのが遅くなり驚いた。

「カガリ、それどうしたんだ?」

『それ』とは言うまでもなく顔の痣の事だろう。

「なっ…何でもないっ」

緑の問い詰めるような瞳に微かに声が震えてしまう。

「何でも無くはないだろう、どうしたんだ?」
「かっ…階段で転んだんだ!」
「俺に嘘が通じると思っているのか?どうしたんだ?」
「痛っ!」

強く手首を掴まれ激痛が走る。

「…これは……?」

手首にぐるりと出来た青い痣を見られてしまってもう言い訳できなかった。
緊張と動揺で心臓の音が体の中で大きく木霊する。

「まさかこれも階段で転んだなんて言うんじゃないだろうな?」
「違うんだっ!ただ先輩はっ…!!」
「先輩……?」

しまった!やってしまった!

「いや違う!あのっ…そのっ……!」
「イザーク先輩が……?」
「いやだから私が悪いんだっ!私が馬鹿だからっ!」
「……どんな事情があろうともこれは許される事では無い!」
「アスランっ!!」

今にも家を飛び出して行きそうな勢いで立ち上がったアスランを何とか止めなくてはならない!
一番知られてはいけない…一番知られたくない彼に知られてしまった!!
そのショックから思わず目に涙が溜まって来てしまう。

「…お願いだから……誰にも言わないで…ほし…い…」
「……取り合えず見せてみろ」

アスランは救急箱を持ってきて出来るだけ痛くないように…優しくそっと傷薬を塗りこんでくれた。

「っ……」
「痛むか?」
「…大丈夫…」

痣にこんな薬を塗ってもあまり意味は無い。
それを自分もアスランもよく分かっていた。
けれどそれでも…せめてこれくらい…と塗ってくれる彼の優しさに胸が熱くなった。
自分はアスランの前ではとても弱くなってしまう。
つい頼ってしまう自分が嫌で…それ以上にこの事を見透かされてしまうのが怖かった。

「しかしどうしてこんな事に……」
「…始めは…こんな事する人じゃなかったんだ…」
「ちょっと…他の男子と話したりとかすると、”俺以外と話すな!”とか言って…
 それも何だかくすぐったいような嬉しいような気もしたし……
 でもそれが段々エスカエートして……でも、私の事本当に好きでいてくれるからなんだ、そう思うと突き放すことも出来ないし…」
「そんなのは間違っている」
「…でもだからと言ってどうしたらいい?」
「…別れればいい…」
「…どうやって……いや、出来ないよ、やっぱり」
「俺だったら……っ」

アスランだったら?
なんだろう?

しかしこの疑問もこの後アスランが何も語ってはくれなかったので、何も分からないまま過ぎていった。





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はくしゅ

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY | 超短文  | TB(0)  | CM(2) | Page Top↑
アスランが「俺だったら・・・」の続きを言っていれば、カガリがその先を促していれば、今後の展開も少しは変わったのかなって思います。
ちょっとしたことがその先に続いていく道の分岐点になってしまうんですから、それが人生の中で面白いところであり、難しく辛いところでもありますよね。
・・・と言いますか、イザークが関わってくると、どうしても鳥さんが言っていらっしゃったザラ家(ジュール家)の光景が目にちらついて、これ鳥さんの学パロバージョンだったら、完全にイザークとアスランでカガリの取り合いじゃないかと(笑
カガリがとても年頃の女の子らしくて可愛く、アスランが相変わらず無言の優しさを披露しているので痺れました。

そして、先日の絵茶ではどうもありがとうございました。
次回開催決定おめでとうございます!
やはり汁エチャになるんでしょうか(笑
参加したいのでなんともあつかましく希望日時を言ってみようかと思ったんですが(笑)・・・思えば今週は週末に帰省するので(たぶん)日がない!!!!だからと言って、来週ってもう年末だし・・・合言葉はばっちりなのでありますが(笑
今年中にもう一度ぐらいアスカガ愛を叫びたかったですが、指定日時に都合が合えば(傍迷惑にも程があるぐらい)またお邪魔させていただきますね。
飛沫  12/17/2007 Mon URL [ Edit ]
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ああ!丁寧なコメントありがとうございますっvvv
いやもうエチャでの出来事が嘘のように(笑)純情可憐?な2人を書いていきたいと思ってますvv
裏設定は(結婚後とか)無駄にいろいろあるので早くそこまで辿り着きたいのと、もうちょっとアスランには苛立って欲しいとかカガリがいつアスランが好きだと思うのか(←これが一番の謎(笑)色々自分の中でも苛立ちながら書いてます(笑)
自分の中ではパトリックを早く登場させたいvvv
今から楽しみだったり…vvv

汁絵茶会(笑)いつにしましょうか?
年末年始はさすがに難しいのでやるなら今週末か来年か…
ってもう年末!?(←遅い!)
あまりにマイペースに毎日過ごしているので忘れがちです…
飛沫さんと早くまたお話したいですvvv
鳥  12/17/2007 Mon URL [ Edit ]
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