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我が家ではまた!風邪が大流行…
10月からちっとも家族全員元気!って時が無いよ…(今元気なのは自分だけ)
今回は熱風邪みたい…
皆さんお気をつけて☆
そして今日も幼馴染パロ番外編その5!






一応正式に付き合うようになったイザーク先輩と自分…
しかし未だ幼い自分には『付き合う』事の意味がよく分からなかった。



この日の部活の最中、左手の小指の付け根を傷めてしまった。
傷が気にならないといえば嘘になるが、これくらい…と思い弓を握る。
しかしいざ矢をつがえ構えれば激痛が走る。
平気な振りをして続けていたら急に声を掛けられ驚いた。
「左手どうしたんだ?」
「あっ…」
イザーク先輩が弓を取り上げ左手を掴んだ。
僅かに血が滲んでいるのを見て、黙って救急箱を取りに行ってくれた。
「…化膿するといけないからな…」
手際よく傷口を消毒し、絆創膏が貼られた。
しかし…どうして切った事が分かったのだろう?
不思議な気持ちで先輩の手元を見ていたら、3年生のディアッカが軽口を投げかけた。
「イザーク、お前ヤマトが好きなのか?」
ドキンと心臓が跳ねたけれど、イザーク先輩の返した言葉に更にびっくりした。
「悪いかっ!」
一瞬にして弓道場にいた全員の視線が自分たちに集まった。
ミリアリアが真ん丸い目で自分を見たと思ったら、どうしてかすぐに怒ったような顔つきに変わった。
そしてたくさんの視線の中でも一際痛いものを感じる。
見ればアスランが…あの相談した日と同じ冷たい目でこちらを見ていた。
理由の分からない居心地の悪さと…皆の視線が恥ずかしくて下を向いた。
タイミング良く顧問の先生が現れてくれたお陰で、皆の視線も途切れたけれど、ミリアリアだけは未だ自分を睨んでいた。
私の手を取ると顧問の先生に「カガリが怪我したので保健室に行ってきます!」と勢いよく言い放ち、強い力で弓道場の外へと連れ出された。
「なんなんだ!ミリー!」
「…なんだじゃないわよ!一体どういう事!?」
「…いや…その…そういう事だ」
ミリアリアが盛大なため息をついた。
「…あんた本当にイザーク先輩の事好きなの?」
「えっ!あの…っ…それは…っ…」
「…その流されやすい性格どうにかしなさいよ?相手の事なんてそんなに考えなくてもいいの!自分の事を考えなさい!」
「でもっ…ちゃんと好きかどうかわからないって伝えてあるし…」
「そういうのははっきり好きじゃない!って答えるの!!…結局付き合うことになったんでしょ?」
返す言葉も無く小さく頷くと再びため息をつかれる。
「私…あんたの事好きよ?だからいい加減な事はして欲しくない。…付き合うって意味分かってる?」
「…なんとなく…」
「カガリ、イザーク先輩とキスしたり、それ以上の事出来る?」
「ええっ!?」
ミリアリアから出たあまりにあまりな事に驚き、顔を真っ赤にしながら慌てて勢いよく首を横に振る。
「…やっぱり!…あんたの態度次第で傷つく人間がいるって事考えなさいよ!?」
(さっきは自分の事考えろ!って言ったのに…それにしても私の態度で傷つく人間?誰の事だ?)
「私の態度でイザーク先輩が傷つくってどういうことだ?」
「もう!鈍いわね!!イザーク先輩の事じゃないわよ!!」
「え?」
訳が分からずミリアリアの顔を見ても「自分で考えなさい」と言うだけでもう何も語ってはくれなかった。
先日のアスランに相談した時の事を思い出す。
どうも自分はまた失敗してしまったらしい。
アスランに引き続き親友のミリアリアまで怒らせてしまった。
しかもその理由が未だよく分からない。
「私…バカだ…」
一人になった廊下でそっと呟いた。
「どうしてバカなんだ?」
「えっ!?」
驚き顔を上げればイザーク先輩が気まずそうに立っていた。
「あの…さっきは悪かったな…!皆の前で…っ」
「いや…」
今まで知らなかった事…先輩は本当に優しいと思う。
そしてとても素直で真っ直ぐな心を持っている。
ふと先輩が着替え終わっている事に気が付く。
「あっ…部活もう終わっちゃったのか?」
「ああ…良かったら一緒に帰らないか?」
一瞬ミリアリアの言葉が蘇える。

『カガリ、イザーク先輩とキスしたり、それ以上の事出来る?』

「いやっ!先輩の家とうち、逆方向だし!先帰ってくれっ!!」
イザーク先輩と2人になるのが不安で…怖かった…
さよならの挨拶をして弓道場へ戻ると、もう部員はほとんど残っていなかった。
静かになった弓道場で、アスランだけがまだ弓を引いていた。
アスランの矢が的に当たる音だけが弓道場に鳴り響く。
もしかして自分を待っていてくれたのだろうか?と思い声を掛けた。
「アスラン?」
「あっ!ああ…カガリ…って皆は?」
「皆終わって帰ったの気づかなかったのか?」
「ああ…ちょっと考え事していて気づかなかった…」
「考え事しながら弓を引くなんて駄目だぞ?」
「そうだな」
いつも部活に真剣な彼らしくない態度につい笑みが毀れた。
するとつられた様にアスランも柔らかく笑い返す。
この幼いころから変わらない優しい笑顔が大好きだ。
2人で片づけをして帰途に着く。
いつもと同じ2人きりでの帰り道。
いつも同じように私だけが他愛の無い話をする。
アスランはいつもと同じように頷き相槌を返すだけ。
時折、緑の瞳が何かを語りかけようと揺らめくも、いつもと同じようにその口は何も語らない。
もう冷たい光は見えず、代わりに哀しそうな色が混じっているように感じたけれど…それが何を意味していてどういう事なのかは全く分からなかった。
ただ…その事に触れてはいけないような気がして…家の前で別れた。







アスランは練習に熱中しすぎてカガリの変化に気づかず
イザークはカガリばかり見てた←練習しろよ!(笑)
アスランだったら無意識に傷口を舐めるのでは?と妄想…ふふふv

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