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ど…どうしよっ…書いていてイザカガが楽しくなってきた!
本編でのイザーク引越しまでまだまだあるからもう少しピッチを上げないと…
しかしそうするとアスランの出番が少なくなってちょっぴり哀しい…(どーしたいんだ!自分!)

というわけでしばらくイザカガ続きますのでご注意を…!





そんな落ち込んだ気持ちでは部活に出ても思うように矢は的に当たってくれるはずも無い。
矢は自分で思う以上に自分の心を映してしまう。
「どうしたのカガリ?絶不調ね!」
心配そうにミリアリアが声を掛けてくれた。
「ああ…うまく集中出来なくて…ちょっと走ってくる!」
「あ!カガリっちょっと……っ!!」
ミリアリアの声を振り切り校庭へと駆け出した。
弓道着は少し走りにくかったが、気にせず全力で走り続ける。
程なく汗が流れ出し息が上がってくる。
上気した頬が熱く…少しずつ頭が空っぽになってくる。
もう走れないと思うほど走って校庭の隅の芝生に思いっきり寝転んだ。
校庭に出た時あんなに青かった空が少し赤く染まり始めていた。
細かく千切れた雲がゆっくり流れていく。

「わっ!」
ふいに顔にタオルが掛けられ驚いて起き上がった。
知らぬ間に隣にイザーク先輩が座っていた。
「早く汗を拭かないと風邪をひくぞ」
「あ…ありがとう…ございま…す…」
何だか気恥ずかしくてまともに顔が見られない。
時折校内で先輩を見かける事もあるが、部活の時が一番格好いいと思う。
青い綺麗な真剣な瞳で弓を構え矢をつがえる立ち姿…弓道衣のせいもあるかもしれない。
白と黒のシンプルな弓道衣に銀の髪がよく映える。
「カガリ…先日の話だが…っ…気にするなっ!」
「えっ…は…はい…」
イザーク先輩の横顔をちらりと窺えば夕陽のせいか少し顔が赤く見える。
今更ながら端正な…綺麗な顔立ちだと思う。
しかし気にするなとはどういう意味だろう?
「いや…俺がお前を好きなのは変わらないが…突然付き合え、と言ったのは悪かった」
これは…先輩なりに私の事を思い、気遣ってくれているのだろうか?
「だから…気にしなくていい!無理に付き合えとは言えないし…お前はお前のままで…今までの元気なアスハでいて欲しい!」
「…先輩…よく分からない」
「…っ!だからっ!!元気出せっ!!」
(もしかして……)
「先輩…私元気なさそうだったか?」
「…ああ…違ったか?」
「…っ…」
「どうした!なぜ笑う!!」
「いっ…いえっ…先輩そういう事鈍そうに見えたから…意外だと思って…」
「…失礼だな!…それだけ…お前の事見てるって事だ!」
先輩の顔が先程より更に赤く見えるのは、先程より大きく赤くなった太陽のせいだけでは無いのだろう。
あの真実を知った日から混乱し迷いばかりの今の自分に、先輩の優しさは心を少し軽くしてくれる。
実の両親に捨てられ…今も両親に否定されたように感じた自分を…先輩は必要としてくれているのだろうか?
せめて…素直な自分の気持ちを素直に伝えよう。
「…先輩…私…先輩の事は嫌いじゃない。むしろ素敵だと思う」
「え…っ…」
「…でも…好きかと聞かれたらよく分からない。それでも良ければ…あの…付き合…」
急に腕を引っ張られその胸に抱きしめられた。
「せっ…先輩っ!?」
「ありがとう…他のヤツと付き合わずにいてくれるのなら…今はそれで十分と思うことにする」
走った時の体の火照りはとっくに冷めていたはずなのに…何だか頬が熱い。

目の端に弓道場が映り…青い髪が揺れて見えなくなった…ような気がした…





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