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突発短編  10/21/2009  
私、未だ青い高校生。
彼、社会人。しかも教師。

越えられそうな気が全くしない分厚い壁がそこには存在する。



ドリームマッチ☆01



「おはようっ!」

校庭にばしん、と音が響く。

「あ、ああ、おはよう、アスハ」

先生の朝はいつもぼんやりしている感じがする。
落ち気味の肩をしゃっきりするように、そう思いながら私は毎朝先生の背中を叩く。

それは口実、かもしれない。
本当は叩く、その僅かな時間でも、少しでも触れたいだけ。

本当はもっと触れたい。
でもどうしたらいいのか分からない。

そしてこんなただ叩くだけの行為にすら勇気が必要で、毎朝緊張で押しつぶされそうな胸はこれ以上の事になんて到底耐えられそうにない。


どきどき


胸を押さえながら、先生の背中を見続ける事すら耐えられず、追い越し、走って教室へと駆け込む。



「おはようっ!」
「まーたカガリったら走ってきたの?髪ぐちゃぐちゃ!」
「えっ!?本当に?」

慌てて手櫛で髪を押さえ付ける。
けれど強情な髪はなかなか言う事を聞いてはくれず、見るにみかねたフレイがカバンからワックスを取り出しどうにか直してくれた。

「でもカガリがこんな風に髪を気にするなんてどうしたの?」
「え!?あ、へ、変か?」
「今までどんなに言っても気にしなかったじゃない。……恋でもした?」
「へっ!?」

フレイの青い目が何でもお見通し、といったようにこちらを覗き込む。
心のうちをすべて見透かされているような気がして……頬に熱が集まる。

静まれ!私の胸!

「そんな事ないか!カガリだもんね!」
「そ……そうだぞっ」

思わず上ずってしまった声の拍子にフレイが気がつかないはずがない。
けれどそれ以上何も言わないし突っ込まない。

フレイはいつもそうだ。
私が話を聞いて欲しい時は話しかけなくても話しかけてくるし、嫌な時はそっとしておいてくれる。
だからフレイは格好いいし、素敵だ。
そんな彼女が私は大好きだ!

「ところで―」
「何だ?」
「ザラ先生なんだけど」
「!!」

前言撤回!
そっとしておいてくれない時もある!

「カガリ、仲良いわよね?」
「そ、そんな事ないぞっ」
「そう?去年の理科委員からよく話してたじゃない?」
「そっ……それは必要がある時だけ……っ」
「カガリ、去年から理科だけは成績すっごく伸びたじゃない?」
「そんな事ないって!えっと……英語だって伸びたぞ?」
「とにかく!あんな陰気そうな先生が誰かと楽しそうに話してるのってカガリ以外見たことないもの!」
「え……先生、私と楽しそうに話してたか……?」
「ええ、いつも『ああ』とか『そう』とかしか言わない先生が普通に会話してたもの」

それって『楽しそう』って言うのか……?

「だからカガリにお願いがあるの」

フレイが綺麗に微笑む。

私は知ってる。
これは良くない事が起きる前兆だということを―



「ザラ先生に放課後物理を教えて欲しいって言ってきて」







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To be Continued


あれ??
1回で終われると思って書き始めたのにww
数回で終わる・・はずww
あう~wwSonatineが酷いところで止まってるwwやばい!こっちも進めます!!



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