2017 07 / 06 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08 next month
スポンサーサイト  --/--/--  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 | スポンサー広告  | Page Top↑
続・流転 3  06/04/2009  
これは流転の続き・・というか後日談になりますので必ず先に流転を読んでからお願いいたします。







流 転 ‐ 反 転 3    ‐アスラン‐








その日珍しくキラは出かけていった。
何でもプラントサイコウヒョーギカイギチョウとかいう偉い人に会うんだそうだ。
私はといえば[アスラン]を連れていつもの砂浜へと出かけた。

海は好きだ。
遠くの方はとっても青いのに、近くまで来ると透明になってしまうのが不思議で…
寄せては返す波を見ていると自分まで吸い込まれていきそうな気になる。
足が水でひんやりと冷やされる感覚が好きだった。
足の裏に感じる貝殻や砂、珊瑚の欠片の感覚が好きだった。


前みたいに驚きはしない。
ゆっくりと振り返って藍色の髪を確認した。
不可思議なノスタルジー。
ついこの間初めて会ったばかりなのに随分前から知っていたような気もする。
それは毎日一緒にいる[アスラン]のせい?


「また会ったな」
「カガリ…?何だか…」
「変わった?」
「ああ…何ていうか…大人みたいだ…」
「前会った時はそんなに子供だったか?」
「あ、いやっ」

慌ててどうにか誤魔化そうとする様子に笑いが込み上げてくる。

こいつの言ってることは何となく分かる。
キラはずっと変わらず私を子供扱いするけれど…このところ自分でも自分が変わっていくような気がしていた。

「それ、大事にしてくれているみたいで嬉しいよ」
「あ、うん。すっごく気に入っている!ありがとう!」
「アリガトウ アスラン ウレシイ」

ハロが大きな声で繰り返し「アリガトウ」といい続けては跳ねている。

「あ!ばかっ!」
「アスラン?」
「あ…うん…コイツにアスランって名前付けたんだ…ごめん」
「どうして謝るんだ?嬉しいよ」

何だかとっても恥ずかしくて気まずくて、青年の顔を真っ直ぐ見れなかった。
青年がすごく嬉しそうに微笑むから…更に恥ずかしくなる。
でも同時に嬉しさも込み上げてきて…ずっとその笑顔を見ていたくなった。

こんな風に笑ってくれるのなら何でもしてあげたくなる―


「今日は君に渡したい物があるんだ」
「私に?でもコイツも貰ったし貰ってばかりじゃ…」
「あ、いや、これは元々君のって言うか…俺が預かっていたものなんだ」
「え?」
「左手出して」

素直に左手を差し出すと薬指に銀色の指輪が填められた。

「赤い石…綺麗…」
「カガリ…?」
「な…何でもないっ」

どうしてだろう?
指輪を貰って嬉しいのに…指輪が綺麗で…胸が詰まる。
次から次へと涙が溢れて止まらない。

「気に入らなかったかな…?」

残念そうな顔が胸に痛い。

「違っ…そうじゃない…っ…そうじゃ…なくて…っ」

嬉しいのに嬉しくて涙が出る。

「自分でもっ…どうして涙が出るのか分からない…っ」


急に目の前が真っ暗になった。


のではなくて抱きしめられていた。







To be continued.
-------------------------
次で本当に終わりなんですが・・・息子が高熱ですww
まさかインフル・・とか・・・ないはず!!だって感染者がいるような地域に出かけてないし・・・
でも怖すぎるうううう!!!
夕べ座薬使ったけど全く効かない・・・(汗
とりあえず病院に行ってきます!
 | 流転(双子誕生祝)  | Page Top↑

アスカガ溺愛!

オエビ・絵茶室など

リンク

メールフォーム

鯉と金魚にエサをあげられるブログパーツ

INDEX

告知

OTHER

↓入隊しました!

ブログ内検索

RSSフィード