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流転 10  05/19/2009  
〔注意〕
これは双子誕生記念話です。
が、暗くて悲しい話です。
特にアスランとカガリが不幸です。
キラカガ、アスメイ(というよりメイアス)、シンカガ要素ありありなのでご注意ください。
今回もメの字アレルギーの方は特にご注意ください。

どんな話でも怒らない

という心の広い方のみでお願いいたします。




流 転    10 -貴方を想って 君を想って-




「失礼します」
「ああ」
「……」
「……」

執務室の中を人口の光が隅々まで照らしている。
明るいけれど、部屋の中が何だか冷たく余所余所しく感じる。

入ってきてから5分、会話らしい会話は未だ交わされていない。

先に口を開いたのは俺の方だった。

「さっきシンに会った」
「そうか」

カガリのこんなに穏やかな表情は久しぶりに見た気がする。
それが自分によって齎されたものでない事を残念に思う。

彼女の中で自分の存在は何の意味も持たないのだろうか?

「今日来てもらったのは頼みがあるからだ」
「はい」
「お前にザフトに出向してもらいたい」
「ザフトに…出向?」
「ああ、今回受け入れた代わりといっては何だがしばらく行ってくれないか?」
「期間はどのくらい?」
「とりあえず1ヶ月…」
「とりあえず?」
「…お前に任せる。お前が望むならば1年でも2年でももっとでも」
「カガリ!」
「……」

これは要するに俺はお払い箱という事なのか?
気まずそうに視線を逸らす君。
俺がここにいると君に迷惑がかかるというのならば俺はここから去るしかない。
君がそれを望むならば俺はそれを叶えるしかない。


「―了解した。いつから行けばいい?」
「…出来れば1ヶ月以内に…」
「分かった。引継ぎに何日か欲しい。終わったらすぐ発とう」
「ありがとう」


もしかしたらいつかこんな日が来ることを知っていたのかもしれない。
出来ることなら最後の最後まで傍にいたかったけれど…それは俺の我侭で…
俺の一方的な想いは君には負担だったのかもしれない。


「ははっ…」


君も俺の事をずっと想い続けてくれているだろうなんて…俺はなんて思い上がっていたんだろう。
今日だけは…今日だけは少しだけ落ち込んでもいいかな?
明日からはちゃんと有能な部下に戻るから-



「死にたい気分だ…って言ってももう何も言ってはくれないのか…?」











「―さん?」
「ん…」
「アスランさん?」
「…っ…」
「大丈夫ですか?」
「誰…だ…?」
「こんな道端でどうしたんです?わっ!すごい臭い!飲みすぎですよ!」
「カガ…リ…」
「…アスランさん…」
「俺…は……」
「もう止めてくださいっ!もう止めて…っ…私…私アスランさんの事が好きですっ」
「カ……」




飲んで飲んで飲みすぎて幸せな夢を見た。
カガリが笑いながら俺を抱きしめて言うんだ

大好きだって
ずっと傍にいるって

俺は俺もずっと傍にいる、愛してるって言い返してカガリを抱きしめ返した。

けれどそれは夢でしかなく

一週間後、ザフトに戻る研修組と一緒にプラントへと向かった。



辞表を出さなかった俺を未練がましい男だと君は笑うかい?







To be continued.
-------------------------
ぜひに諦め悪くいこうよ!
でもなかなかそれも難しいんだよね・・ ・・・


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