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獅子の娘  12/24/2008  
緊張で胃が痛い

これまで様々な会議に出席してきたし
かなり厳しい状況に追い込まれた事だって数え切れない

でも
それでも

今日はこれまでとは違う


素手で熊にでも立ち向かう気分だ





かつて私のことを愛してくれた人




今でも私を見守ってくれていますか?




どうか

私に力を下さい





立ち向かう勇気を


お父様



「さて、今日の議案も大方纏まりましたな。何か他にありますかな?」
「―少しいいか?」
「ほう、アスハ代表からとは珍しいですな。いえ、逆に私供からお話したいことはありましたが」
「お前たちの言いたい事は大体分かっている」
「さて、これは面白い。分かっていて何を仰るので?」

2ヶ月に一度の定例議会。それが今日だというのも神の采配なのだろうか。
今日を逃せば五大氏族が集まるのは2ヶ月先だ。

過去に数々の問題を起こした事から自分の立場は「代表」でありながらもとても微妙なものだ。
現在自分が代表の座に着いていられるのも結局は「オーブの獅子」でありオーブのために逝ったお父様の娘だという理由だけだ。

今また再び問題が起きたのなら政権交代もやむを得ないかもしれない。

お父様の愛したこの国。
もちろん私だって愛している。

この身をすべて捧げる覚悟でこれまでやってきた。

あの時も
あの時だって…!



お父様

身勝手な私を許してくれますか?



私を

今でも愛してくれていますか?








「単刀直入に言いましょう。あのパトリック・ザラの息子にはこの国から出て行っていただきたいのです」
「それは出来ない」
「何故ですか?」
「それは―

何が悪いっ!

私が彼を必要としているからだ!」
「何と身勝手な!そんな事で代表が務まるとお思いか!?」
「彼がいなければ私は代表として公務を全うする事も出来ないだろう」
「そんな我侭が許されるはず―」
「許されないのならば私は代表を辞する」
「何と身勝手な―!」
「何とでも言えばいい。私は今まで国のためだけを思って民の幸せのみを考えてきた。けれど私だってこの国の一員ではないのか?自分を不幸だと思っている人間に本当に幸せな国を作れるのか?」
「ウズミ様の残したものを全てお捨てになるおつもりか!?」



「それを決めるのはお前たちだ」
「!」
「私の言いたい事はそれだけだ。あとはお前達が決めればいい」


驚きと怒りに染まった皆の顔をゆっくり見渡してから部屋を後にする。
議会前にあった緊張は欠片もなく、今は清清しささえ感じる。

階段の踊り場の窓から差し込む光は柔らかく暖かかった。





執務室に戻ると扉の前にはアスランが待っていた。

穏やかに微笑んではいるけれど定例議会を心配してくれている事がよく分かる。



「今日は早かったんじゃないか?」
「あ、うん、まあな」
「何か言われたのか?」


軽く首を横に振り微笑み返す。


「私が言ってやったんだ」
「何を?」
「お前が必要なんだって。

お前のせいだからなっ

わ、私が無職になったらお前のせいだからなっ!せ…責任とれよなっ…!」


「…了解しました」









To be continued.

2008 Christmas Athrun×Cagalli Special 10 Days
12/23 「勇気」

12時過ぎた・・・orz
もうイブだよ・・・



・・・本当は最後にアスランの優しい微笑みの絵を入れたかったんですが・・
どうしても思うように描けなくて・・(涙


下書きの汚い線ですがこんな感じ↓
お嫁においでv
こんな雑な下書きですが相当時間とエネルギーを費やしましたww

下心ない純粋そうな優しい笑顔に苦労して(笑)


あと2日!
明日のお題は「キス」!!!!
他の企画参加者のが楽しみすぎるvvvvv
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