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もしかしなくてもハイネ×カガリ初デートの話をUPするのを忘れて飛ばして・・・る・・・(マヌケすぎる・・ ・・しーん・・・)

というわけで



例えばこんな出会いでも僕は君に恋をする  4.5
ハイネ・ヴェステンフルス、カガリ・ユラ・アスハをエスコートするの回



番外編と思ってもらえれば幸いです・・ ・・・(ごめんなさい;)









「早速今晩初デートするんだ!アスラン、どこの店が美味いと思う?何だその顔!気の良い、いつも良くしてくれる性格が良くて男前な先輩に彼女が出来たんだぞ?何かいう事があるんじゃないのか?おめでとうとかさ。何だ?良かったですねって、それだけか!?ん?そうそう、最初から素直にそう言えばいいんだよ。さてさて、何の店がいいかなあ。フレンチは堅苦しそうだし…イタリアン…和食もいいなあ。それにしても楽しみだ!やっぱり初デートっていうのはいつもどきどきするなあ!」



いつもより200%増しの笑顔のハイネ先輩を少しくらい恨んでも俺に罰は当たらないだろう。
浮かれまくった先輩がお金を入れた自販機のボタンをさりげなく押す。

「あーッ!!お前何勝手に押してるんだよ!」
「え?あ、す、すみませんっ!」
「げ!何だよホットコーラって!?」
「すみませんっ!ちょっと外回りに出てきます!」
「アースーラーンー!!!」





例えばこんな出会いでも僕は君に恋をする  4.5






仕事を終えロッカールームへと向かう足取りはいつもより少し重い。
ハイネ先輩と7時に駅前で待ち合わせの約束をしたものの突然すぎて戸惑うばかりだ。
嬉しさとかより困惑、ときめきより気が重い。
それでも断らなかったのは、やっぱり好き…なのかもしれない。

「大丈夫?」
「ああ」
「そんなに気が重い?」
「そ、そんな事無いぞっ!」
「そうよね。ハイネ先輩は仕事は出来るし顔はいいしカガリの憧れの人だったわけでしょ?」
「う、うん」
「大丈夫、今日は楽しんで来なさいよ!でもいざっていう時にはきちんとしてもらうのよ!」
「いざって何だ?」
「そんなの決まってるじゃないの!大人なんだからちゃんとゴムは使ってもらうのよ?」
「フッフレイッ!!」
「今度は泣き寝入りなんてないようにね!」

フレイには敵わない…
そんな事初デートである訳ないじゃないか!
ある訳…無いよな…?

今日の下着を思い浮かべてみる。

いやいやいや!今日は本当にありえない!
無理だから!!

しかしこの先避けて通れない道だという事もこの年になればよく分かってる。
それを思うと益々足が重くなる。

それでも何とか重い足を引き摺りながら噴水に向かえば待ち合わせの相手は既に来ていて、自分に気付くと明るいいつもの笑顔で手を振った。

「こ、こんにちは」
「何だよ、堅苦しいなあ。昼に会ったじゃないか」
「そ…そうですけど…何となく…」
「ま、いっか。ところで何食べたい?フレンチ?イタリアン?」
「え?えっと、今日はラフな服装で来ちゃたので気楽なところがいいです」
「ん?じゃあまずは俺のお気に入りの店に行こう!」
「えっ?は?」

手を引っ張られ連れて行かれた所はどう見ても飲食店には見えない。
ビルの2階にあるそこは小さな看板がさりげなく掲げられた小さなお店というよりは事務所のようにも見える。
白を貴重としたシンプルな内装にシンプルな棚、至る所に服やカバン、靴やアクセサリーなどが並んでいる。

「いらっしゃいませ」

店員らしき男性が声をかけてきた事で、ようやくここがちゃんとした店だという事を認識することが出来た。

「今日は何をお探しでしょう」
「んっと、彼女の服を一揃い頼むよ」
「ええっ!?ちょっと待って!ハイネ先輩っ!」
「まあまあ、ここは今日の記念に俺に任せてくれよ」

店員が次々と持ってくる服にハイネ先輩があれこれ言っている。
私はと言えばどうしていいかも分からずにただ『お任せします』しか言えなかった。
気が付けば全身朝とは全く違う装いに変わっていた。

「うん!綺麗だ!どう?気に入ってくれるかな?」
「あ、はい」

黒とグレーを基調とした花柄のサテンワンピースは綺麗で格好良い。
鏡の中にいるのは見慣れない金髪の女性。
店員に化粧まで直してもらった自分は確かに自分のはずなのに自分では無いみたいだ。
慣れない細くて高いヒールが気分まで不安定にさせる。

「仕上げに耳を借りるよ」
「え?」

小さなキラキラした透明の鉱石のようなものが耳元で揺れる。

「これって…」
「大丈夫、イミテーションだから」

次に向かったのは最近某ホテルの最上階に出来て話題となっているフレンチの名店、の姉妹店。
さすがにこんなに急には予約が取れなかったと申し訳なさそうに言うけれど、姉妹店だって相当なものだ。
ヒールが豪奢な絨毯に沈み込む。
さすがの高級店は店内の雰囲気といい味といいサービスといい最高だった。
けれど滅多に口にしない本場のフレンチは胃に重く感じる。
服や靴、アクセサリーまで買ってまでしてこんな店に連れて来てくれた先輩に申し訳なくて頑張ったけれど、どうしてもデザートまでは入らなかった。

「ごめんなさい」
「いいよ、気にしなくて。でもアスハって意外と小食なんだなあ」
「意外って何ですかっ!」
「悪い悪い、そういえば付き合うっていうのに”アスハ”は無いよな。”カガリ”って呼んでいいか?」
「え?あ、はい」
「俺の事も”先輩”じゃなくていいんだから」
「で、でも何て呼んだら…」
「え?あーそうだなあ…”ハイネさん”とか?」
「………変じゃないですか?」
「…俺もそう思う…別に”ハイネ”でもいいぞ」
「ハイ…ネ…」
「はい。何でしょうか、姫」
「ひ、姫って何だ!姫って!ちょっと!何でそこで笑うんだ!」
「いや、ようやくいつものカガリに戻ったな」
「は?」
「今日はずっと他人行儀な話し方だ」
「そ…そうですか?」
「ほら」

ハイネ先輩は責める訳でもなく穏やかに笑っている。

「学生時代にみたいに気楽に話してくれて全然構わないんだけどな。もしかして緊張とかしてる?」
「…はい…」
「ははっ。カガリはやっぱり真面目だなあ!まあ、いいか。ゆっくりでいいから付き合っていこう」
「―はい」

ハイネ先輩の声がじんわりと心に沁み込んでいく。
やっぱりすごい人だ、この人は。
心の澱が底に沈んで澄んでいく。

「でもあんまりゆっくり出来るか実は自信ないけど」

……本当にすごい人だ……



「今日は本当に色々とありがとうございました」
「ほらまた他人行儀!」
「あっ!す、すみませ―」


それは一瞬のはずなのに永遠にも似た瞬間。


「お礼はこれで十分」

ただ重なるだけじゃないキス。
腰を支えられていないと倒れてしまいそうな程に自分の中に先輩が沁み込んでくる。

「じゃあまた明日」
「は…い…」

その夜、初めて見た先輩の照れながらの笑顔を何度も何度も繰り返し思い出して、くすぐったいような気持ちのまま眠りに落ちた。



これまでの平穏で安定した生活とは違う日々の始まり。
自分にとってあまりにも急激なこの変化は様々な感情を自分に齎すことになった。










To be continued.
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アツアツデート編ww
アスカガスキーの方には何ともいえない展開ですみませんww(もちろん自分もなので最終的にはアスカガになっていくわけですが…)

次回番外編補足<フレイさまにデートのご報告>の巻ですww
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