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※しばらくハイネ×カガリです。
ハイカガらぶらぶですのでそういうのが駄目な方はご遠慮下さい。
大丈夫な方のみ続きをどうぞ。












最近の朝の挨拶は彼女の自慢話から始まる。

彼女は綺麗で美しいばかりでなく控えめで優しい。
手作り弁当は素晴らしい出来栄えで、過去最高の彼女だ。理想的だ。

毎朝繰り返される惚気話にはもううんざりだ。






例えばこんな出会いでも僕は君に恋をする 5




彼女は時折すれ違ったとしても軽い会釈をするだけで何も語らない。
いつもその瞳も笑顔も先輩へと向けられている。

俺が見ている事にすらきっと気づいてはいないのだろう。

それが歯痒くて…悔しくて…

どうしたらこちらを見てくれるだろうか?
他の誰でもなく自分を、自分だけを見て欲しい。

俺は自分の中に渦巻く生まれて初めての感情を持て余していた。
そして狩りをする猛獣のように機会を窺がっていたのかもしれない。

機会さえあれば…

どうにかなるのだろうか…?






   上昇気流に乗って




「アスハ!」
「ハイネ先輩」
「どこ行くんだ?それ持ってやるよ」
真っ白な家の模型は軽いけれど大きく、それだけで腕を占領する。
ハイネ先輩が無造作に持ち上げるので、壊れないかハラハラしながらお礼を言った。
「これから第三会議室で打ち合わせなんです」
「じゃあ近くまで一緒に行こう」
ハイネ先輩はまるで犬のようだと思う。
私の姿を見かけるとまるでご主人様を見つけた犬のように尻尾を振ってやってくる。
慣れないうちはそれに戸惑う事も多かったけれど、慣れればそれはくすぐったくも嬉しい感覚だった。
ハイネは優しい。
いつも自分の事を考えてくれているのが良く分かる。
甘やかされ大事にされるのは正直変な感じがして落ち着かないけれど、これが付き合うって事なんだろうか?

第三会議室のある8階に行くためにエレベーターのボタンを押す。
「先輩、ここでいいですよ」
「いいからいいから」
ガラス張りで外の見えるエレベーターには誰も乗っていなかった。
行き先ボタンを押すと腰を引かれオレンジが視界を掠める。
絡められた舌に思考まで絡み取られていく。
「はぁ…っ…」
「アスハがあんまり可愛いから…ごめんな」
「いえ…その…上手いです…」
「え?」
「いっいえ!何でもないです!」
キスでぼんやりした頭を必死に覚醒させる。
「今夜ご飯でも行かないか?」
「あ、はい!」
「じゃあ後でメールするから、はい」
気がつけばエレベーターは8階に着いてドアが開いている。
手渡された模型を抱え、降りて軽く会釈した。
足元はまだ上昇しているようになんだかふわふわしている。







   勘違い?







最近親友には彼氏が出来た。
とっても格好いい優しい非の打ち所の無い彼氏。

私から見たら彼女はとっても可愛いし、密かに彼女を想っているんじゃないかという同僚も何人かいる。
けれどその誰もが面と向かって告白する度胸の無い意気地無しばっかり。
そういうのって私から見ればうざったいとしか言いようが無い。
当の彼女もそういう事に疎く、例え遠回しに告白しても全く気付かない。
「アスハさんって可愛いですね」
「何だ?そんな事言っても何も出ないぞ?さ、早く図面上げてくれ」
だとか
「カガリぃ~僕のマイスイートハニー」
「はいはいはい、今日中にコレ仕上げるんだろ?分かったってば!」
こんなのばっかり。
まあ…後の方のは何とも言えないけれど…
あまりに仕事一筋、というのも年頃の女の子(しかも適齢期!)としてはどうかしら?と思ってた。
でもそこらの男に引っかかって欲しくはない。
私も認められる素敵な彼氏が出来れば…と思ってた。

正直例の件は驚いたし、カガリらしくないと思う。
そんなに軽く誰かに自分を差し出して欲しくない。
過ち、と思うのなら、そんな傷早く癒して欲しいと思う。
だから、だから丁度いいと思ってハイネ先輩を薦めたのはこの私。
ハイネ先輩なら優しそうだし、女の子の扱いには慣れてそうだし、女の子にとっては甘い甘いケーキみたいな人。

そして私の予想通りに2人は上手くいっている。
カガリは一時は落ち込んでいたけれど、もうすっかり明るくなったし手作りのお弁当まで作ってきている。
これは成功、と言えるんじゃないかな。


そう安心していた所にずっと気になっていた人物が通りかかって思わず声を上げた。


「アスラン・ザラ!」
「何ですか?」
「ふうん…」
「何か御用ですか?」
「アナタがあのアスラン・ザラね」
「…貴女がどなたか存じませんが―」
「私、エクステリア事業部のフレイ・アルスター。設計部のカガリと仲良しなの、よろしくね」
「……」
親友を弄んだ不届き者を確認して、嫌味でも言ってやろうかと思っていたのだけれど、親友の名前を聞いた時の顔を見て少し考えを改めた。
これはもしかするともしかするのかもしれない。
「もっとクールかと思ってたけれどそうでもないのね」
「彼女は…」
焦ってる?カガリが悪口を言ったと思ってるのかしら?
「別に何も」
「そうですか…」
がっかりしたような顔に正直驚く。
もしかして…私やカガリが思っているのとは違うのかもしれない。
彼についての噂話はよく耳にするけれど、それが全て真実とは限らない。

もしかしたら私は大きな間違いを犯してしまったのかもしれない。

もう全ては遅すぎるのかもしれないし、意味は無いかもしれないけれど、好奇心もあり彼をもっと知りたくなった。

「ねえ!今夜ご飯食べに行かない?」
「…いいですよ」
「それって下心?」
「俺からみたら貴女の真意の方が分かりませんが」
「ふふっ」

私は親友が幸せならそれでいいの。

嘘偽りの無い幸せならば。









To be continued.
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ハイネは彼氏にしたらとってもいいんじゃないかと思うvvv(超個人的見解)
そして私が男だったら一度は果敢にもフレイさまにもアタックしてみたいvv(即振られそうだww)
しかし可笑しいな・・当初この話のアスランのコンセプトは実はわんこアスランだった・・のに・・
黒くなりそうな気がしてきたww(その代わりにハイネがわんこになったww)
いや!まだ諦めてないぞ!年下可愛いわんこ系アス!!(無理なような気がしてきた・・)
しかし今後アレな展開になりそう・・ごめんなさい・・と先に謝っておく・・;;

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