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突発学パロ  03/02/2013  
高校生はとにかくお腹が減るものである!
という持論の下にカガリは今日も買い食いという愉悦に浸るためコンビニの店内を見渡した。

「よし!今日はお前に決めたあー!肉まん下さい!!」
「かしこまりましたー」

顔なじみとなった店員はいつものようにビニール袋に入れることもせず、専用の紙容器に入れただけでカガリに手渡した。

「おじさん、またねー!」
「いつもありがとうねー」

買ったばかりの肉まんを軽く振り店を出て即かぶりつく。

「あちっ!」
「……気をつけて」
「!?」

背後から急に聞こえて来た声にビクリとし振り向けば、どこかで見た事のあるような制服の後ろ姿。
記憶を辿り、それがこの近所の有名進学校のものだと認識する。

 あんな賢い学校に知り合いはいないよな……

と、そこまで考えてはたと思い返す。

 見られた!!
 がっついて火傷したところを見られたんだ!!!

途端かーっと頬が熱くなって汗まで滲んでくる。

カガリが通っているのはいわゆるお嬢様学校として有名な学校であり、よってコンビニで肉まんを買ってそのまま路上で食べるような友達はいない。
そのあたりもカガリは分かっているので、友人と別れた後一人で買い食いをしたのだが……

 見られて……しかもあの声、絶対笑ってた!!!

恥ずかしくてくやしくて何だか泣きたくなってくる。
けれどお腹の方はそんなカガリの気持ちを汲んでくれず、小さく「くぅ~」と音を立てた。

肉まんを見れば知らず知らず力が入ってしまったのか指の形に凹んでしまっているではないか。

 うんうん、お前に罪はないよな
 お前はちゃんとあったかくて美味しいうちに食べてやるからな

複雑な気持ちを抱えながら肉まんを腹に収めれば、不思議なもので感情も自然に収まってくる。

そして気を取り直し家路に着いたのは昨日の話。

再びあの男子生徒に遭遇するのは――――


――――今日の話。


まだお互いの名前さえ知らない。
そんな頃のお話。

gakuparo.jpg
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【学パロ】大ッキライ  05/21/2012  
顔を見るのが嫌

声を聞くのが嫌

噂話を聞くのが嫌

後ろ姿を見るのが嫌

廊下を歩く足音が聞こえてくるのが嫌

下駄箱からちょっとだけ覗いてる靴のかかとを見るのが嫌

教室の窓際一番後ろにある机を見るのが嫌

それなのに……


「アスハさん」
「な…なんだッ!?」
「……前から気になっていたんだが……どうしていつも俺の方見てるんだ?」

夕暮れの教室。
たまたま図書室で面白い本を見つけてしまって、たまたま時間を忘れてしまった。
たまたま忘れた荷物を取りに教室へ向かえば、誰もいないはずの教室にたまたまアイツがいた。

「はあっ!?何それ!自意識過剰じゃないか?誰がお前の事見てるって?ありえないっ!」
「そうか……」

瞬間眼鏡の奥の緑色の瞳が微かに揺れた。
―ように思えたけれど、窓から差し込む強い夕日の赤が眼鏡のレンズを染めるばかりで何も分からなくなってしまった。




―頭の中が絡まってこんがらがって上手く解けない―





大っ嫌いな奴がどんな表情してたってどうでもいいだろう?
自分には関係ない
そう割り切れるはずなのに……


見たくないはずの後ろ姿から目が離せなかった。


アイツと顔を合わせる原因になった図書館が嫌

アイツと話をする原因になった本が嫌

アイツの目を見えなくした夕日が嫌

わけのわからない感情を持て余した自分が嫌

今日も嫌な事ばかりの一日だった

それもこれもみんなアイツのせいだ!

だからアイツは嫌いだ。
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フィギュア妄想  03/01/2010  
が止まらないわけで・・・夕べはかきかき・・
挑戦することに意義がある!と思いたいw
慣れない事=厚塗りもどきはするもんじゃないな・・・カガリだけで力尽きてアス超適当w

もう3月ですね!
もう3月か・・・

実は2月をSonatine強化月間にしよう!と思っているだけで2月が終わってしまったという・・・w
いや本気で3月は本当に強化月間にしたい!

けど・・シンカガも描きたいし、フィギュアも書きたい(爆

あーー!!
ど う し た ら い い ん だ ww




でも呟きたいから以下ちょろっとかきかき・・w
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「はぁ……」

知らず知らずのうちに零れるため息はそのまま疲労を示していて―――俺は一度気分を入れ替えようとコーヒーを取りにいった。

時刻は既に10時を回り、周りには人影一つない。

伸びを一つし、再び机に向かう。

コーヒーを一口。

暖かいコーヒーは多少の癒しを脳に与えた。

また一口。

しんと静まり返る夜の事務所に軽い地響きが広がる。

「何だ?」

カツカツという音と共に一人の女性上司の姿が見えた。

「アスハさん、どうしてこんな時間に―」

問いかける、否、問いかけようとして―――突然腹部に与えられたインパクト!
カガアス
「ぐふっ…!」
「このやろおおおっっ!!!」
「い…いきな…り…なに…を…っ…げほっ」
「この書類は何だっ!!!」
「は…い…?」

机に叩きつけられた一枚の書類。

見覚えのあるソレは……

「…ディ…アッ…カ…の書類ですか?」
「は?ディ…アッカ…??」
「今日、昼間ディアッカが作成していた書類でしょう?」
「へ?でもこの書類昼間お前の机に……」
「ああ…向かいのディアッカの机から飛んできたんですよね。すぐに気づいて返しましたがそれが何か?」
「いや…あの…何ていうか……」

最初の勢いはどこへやら、目の前の上司は明らかに挙動不審だ。

「てっきりお前が作成したんだと……」
「要するに…間違えたんですね」

しっかりと目を合わせようとしても上司の目は泳いでいる。

こんな態度をとられたら思わず―――



苛めたくなるじゃないか



「別に気にしてませんよ」
「ほ…本当かっ!?」
「ディアッカのミスを俺のせいにされてヒールが腹に突き刺さったくらい別に何でもありませんよ」
「うっ……」
「俺の仕事をほんの少し手伝ってくれて―――遅い夕食に付き合ってくれれば忘れます」



俺はこの瞬間、この人の笑顔を一生忘れない。

そう思った。
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朝から格闘し続けている書類から顔を上げるとブラインドの隙間から微かに光が差し込む。
空気中の埃がちらちらと煌いては微かな空気の流れに乗りどこかへとふわふわと流れていく。

「雪見酒ってさ、雪を見ながら飲むから雪見酒なんだよな」
「なんだ突然」
「いや…プラントじゃ雪見られないだろう?」
「オーブだって滅多に降らないだろう」
「まあそうなんだけど…」
「しかも今は春だぞ?一体何の話だ」
「…外出てもいい?」
「駄目だ」

こいつが融通利かないのは良く知っている。
溜息を一つ吐いて再び書類に目を落とす。

書類に集中していたせいで人の出入りにも気がつかなかった。
違和感を感じ顔を上げれば目の前には雪、ではなくかき氷が置いてある。

「これ…」
「雪じゃなくて悪いが…一息入れるか?」
「ああ」

スプーンで掬った雪は白くて甘い。
舌に乗せると一瞬で無くなってしまうのが酷く惜しい。



突然触れる唇と舌
痺れるような感覚は冷たさのせい?




「―っ…!」
「冷たいな」
「…甘いぞっ?」
「だからいいんじゃないか?」

普段に無い行動に普段に無いセリフ。

だからいつもこいつから目が離せないんだ。
だからいつも一緒にいたいんだ。


「…もう一口食べるか?」
「そうだな…」




もう少しだけ誰も来ませんように。





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